セツコ(以下セ)「あ、続くんだ、コレ」
カナ(以下カ)「もー、いきなり盛り下げちゃダメだよせっちゃん!! 第2回は『宇宙英雄物語』から、星詠み(フォーチュナー)号!! うー!」
ビビ(以下ビ)「わぁ、丸っこくて可愛いねー」
マキ(以下マ)「これは涙滴型宇宙船というタイプだね。ほら、雫のような形をしているだろう?」
ユイ(以下ユ)「なんだかとってもアンティークというか、レトロというか… 見たことの無い部品がいっぱいですね」
カ「部品だけじゃないよユイちゃん、この星詠み号、なんとメーテルで動いてるんだよ!」
セ「エーテルでしょ、エー・テ・ル! っていっても、仮想物質だから私もよく知らないけど」
カ「ふっふっふ、せっちゃん、エーテルはMPの回復からちゃぶ台返し、果ては宇宙船の燃料にもなるすごいアイテムなんだよ!」
ビ「えむぴー?」
マ「それはさておき、この星詠み号には『精霊』が宿っているらしい」
ユ「せ、精霊ですか? とってもファンタジーです…!」
マ「ボクには理解出来ない概念だけど、まぁ自立型AIみたいなものかな。そのおかげで、パイロットがいなくてもある程度の行動が出来るんだ」
カ「主人公の十字くんが通う恒星高校のグラウンド地下の格納庫に、ずっと封印されてたんだって!」
ビ「願い星マシーンとか、面白い道具もいっぱいあったみたいだね」
カ「そしてその封印を解くためのものが… はい、せっちゃん。これ穿いて!」
セ「何…? だっ、誰が穿くかッ!! こんな紐パンッ!!」
マ「それがねセツコ、封印の魔法陣が大なる刻印、そのパンツのが小なる刻印。その二つを重ねる事で封印が解かれるんだ」
セ「そ、そのまま置けばいいだろ!?」
カ「せっちゃん… コーナーの為だよ…!」
マ「セツコ、頑張って…!」
セ「うぅぅ… わ、わかったわよ!!(ゴソゴソ)…こっ、これでいいんでしょ!!」
カ「せっちゃん! 君の勇気ある決断は美しい…!! さぁ、今こそ封印を解くのだー!! うー!」
ユ「あ、でも実はそれ、十字さんのお祖父さんの趣味で、ホントは呪文さえあれば封印は解けるって書いてありますよー?」
カ「ギクギクッ…!!」
セ「……くぉらカナッ!!」
カ「わーッ!? せっちゃん、ダメ!! 呪唱銃はダメッ!?」
ビ「おおぅ…!」
- 2012/06/05(火) 18:03:49|
- もはや無法地帯
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