カナ(以下カ)「いよォしテメェらー！ 第3回だー！！」
マキ(以下マ)「ひゃっはー！」
ビビ(以下ビ)「ど、どうしたの！？ カナ、マキ」
ユイ(以下ユ)「何だかすごく世紀末な感じですよ！？」
セツコ(以下セ)「あー、これが原因か… 『OUTLAW STAR』の無法の星(アウトロースター)、だって」
カ「その通り！ うちら気ままなアウトロー！！ うー！」
マ「うー！」
セ「ったく、感化されすぎだっつーの… しかしまた奇抜な船ねこれは」
ビ「船から腕が生えてる… な、なんだかすごいねー…」
カ「おぅよ、こいつが格闘宇宙船(グラップラーシップ)ってやつよ！！」
マ「その名の通り、グラップラーアームによる格闘戦が出来るぜー！」
セ「まぁアーム自体は作業用にも使えるけどね」
カ「何シケた事言ってやんでぃせっちゃん！ オトコはパンチだぜぃ？」
セ「あんた女でしょうが。あとキャラ安定してないし」
ビ「格闘だけじゃなくって、アンカーから相手船内に端末ロボットを送ってシステムを押さえたりも出来るんだって」
ユ「あ、そういえば…この世界の宇宙船も、エーテルを使って飛ぶんですね」
セ「前回の星詠み号とはだいぶ違うみたいだけどね。エーテルを推進剤にする方法と、エーテルで造った亜空間の中を飛ぶ方法があるんだって」
ビ「不思議だねー… エーテルがある宇宙っていうのも、一度見てみたいなぁ」
カ「よぉし行こう！ 行って宇宙で一番目立ってやろうぜ！！ うー！」
セ「あーはいはい、とりあえず次の届け物済んだらね」
カ「スルー！？ くぅぅ、かくなる上は… マキちゃん！ 作業用アームの使用を許可する！ いなば号を格闘宇宙船化するのだー！！」
マ「了解！ フフフ、見たまえよこの力！ もうチェリーとは呼ばせない！」
セ「あんたねぇ、仮にも女の子なんだから慎みなさいよ…」
ビ「チェリー… あ、そうだ、今回のおやつはチェリーパイにしよう！」
マ「それはいいね」
セ「切り替え早っ」
カ「あれっ！？ ちょっとマキちゃん、気ままなアウトローは！？」
マ「地上で夢見る時間は終わった… ボクはそろそろ現実の宇宙に引き上げるよ」
セ「すごい、チェリーパイパワー炸裂だ」
カ「マキちゃん、おやつなんかに束縛されて！ そんな事じゃアウトローには…」
セ「あ、ビビ、カナはおやついらないみたいだよ？」
カ「わーっ！！ 今の無し！ あたしのチェリーパイーッ！？」
- 2012/06/08(金) 00:24:38|
- もはや無法地帯
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